AS400 / IBM i の保守現場でAI研修を入れたい時、単に「便利そうです」では社内承認を取りにくいです。経営や上長に伝えるべきなのは、調査時間をどれだけ減らせるか、属人化をどれだけ減らせるか、機密情報リスクをどう管理するかです。
承認資料に入れる項目
| 項目 | 説明すること | 例 |
|---|---|---|
| 目的 | 何を改善する研修か | 障害調査、RPG解析、影響調査の時間削減 |
| 対象者 | 誰が受けるか | 保守担当、若手、リーダー |
| 効果 | 何時間減らせるか | ジョブログ整理、調査メモ作成、レビュー観点作成 |
| リスク | 機密情報や誤回答への対策 | マスキング、レビュー、利用禁止情報 |
| 継続 | 研修後の運用 | プロンプト集、チェックリスト、週次レビュー |
数字で説明する
説明では「AIを使う」ではなく、「月に何件ある障害調査の一次整理を何分短縮する」「仕様不明のRPG調査で最初の見立て作成を早める」「若手が質問をまとめる時間を減らす」のように数字に寄せます。小さく始めるなら、まずは障害調査メモと影響調査メモの作成時間を測るのが分かりやすいです。
リスク対策も同時に出す
AI研修は、使い方を教えるだけでは不十分です。顧客名、個人情報、金額、品番、接続情報、認証情報を入れないルール、回答を鵜呑みにしないレビュー、ソースやログの扱いを先に決めます。ここまでセットで出すと、社内承認の不安を減らせます。
AI利用ルールは AS400保守現場のAI利用ルール、SIer向けの注意は AS400案件でCodexを使う時のルール、研修内容は AS400 / IBM i 現場向けCodex実戦研修 を確認してください。
AS400のAI研修は、効率化と機密情報保護をセットで説明する
AS400現場でAI研修を社内承認に出す時は、調査時間の短縮だけでなく、機密情報を入れないルール、本番データを扱わないルール、レビュー責任を人が持つルールをセットで説明すると通しやすくなります。
- 目的はRPG/CL解析、ジョブログ要約、テスト観点作成に絞る
- 顧客名、個人情報、本番データを入力しない運用にする
- AIの出力は人がレビューしてから使う
- AS400現場でAIを使う時の禁止事項
社内説明では、AI研修を単なる流行ではなく、AS400保守の調査時間短縮と業務効率化のための教育として位置づけます。
