AS400 / IBM i現場向けCodex研修は、AIツールの一般的な使い方を説明するだけの研修ではありません。AS400の保守、引き継ぎ、ジョブログ確認、RPG/CL読解、帳票やCSVの確認を、現場の担当者が安全に整理できるようにするための法人向け研修です。
この記事では、問い合わせ前に「自社は研修対象として合っているか」を判断できるように、向いている会社、向きにくいケース、準備しておくとよい情報をまとめます。
FFRPG研修や一般的なプログラミング研修との違い
AS400 / IBM i の研修には、RPGからFFRPGへ移行するためのプログラミング研修や、開発体制を強化する研修もあります。それらは、言語仕様、開発環境、プログラム作成スキルを伸ばしたい会社には向いています。
一方で、このCodex研修は、FFRPGの文法習得を主目的にした研修ではありません。ジョブログ、RPG/CL、画面、帳票、CSV、夜間バッチなどを題材に、AS400保守現場で「どこを見て、どう切り分け、どう説明するか」をCodexで整理できるようにする法人向け研修です。
開発言語を本格的に学び直したいのか、既存AS400環境の調査・引き継ぎ・保守判断を社内でそろえたいのかで、選ぶ研修は変わります。後者に近い場合は、AS400 / IBM i 現場向けCodex研修の対象になりやすいです。
問い合わせ前に整理しておくと進めやすいこと
研修の可否を判断する時は、完璧な資料がなくても大丈夫です。対象人数、現地訪問の可否、困っている業務、よく見る画面、ジョブログや帳票の例、CSVやRPG/CLを扱う範囲が分かると、研修テーマを絞りやすくなります。
「AS400保守を自社内で少しでも読めるようにしたい」「若手や後任者に確認順序を教えたい」という法人の方は、研修相談フォームから概要を送ってください。個別作業の代行ではなく、法人向けCodex研修として扱う題材と進め方を確認します。
Codex研修が合う会社は、AS400の現場情報を整理したい会社です
AS400 / IBM i のCodex研修は、単にAIツールの操作を覚える研修ではありません。RPG、CL、ジョブログ、帳票、CSV、夜間バッチなど、既存システムの調査で確認する材料を整理し、若手や後任者が同じ観点で調べられるようにするための研修です。
| 向いている状態 | 研修で整理すること | 期待できる効果 |
|---|---|---|
| 担当者ごとに調査手順が違う | ジョブログ、CL、RPG、画面、帳票の確認順 | 障害初動と相談内容整理をそろえやすくなる |
| 若手にAS400を教えたい | コマンド暗記ではなく、現場で何を見るか | 質問の質と調査メモの品質が上がる |
| 引き継ぎ資料が属人的 | 業務名、ジョブ名、プログラム、出力物の関係 | 後任者がAIにも安全に質問しやすくなる |
| AI利用ルールが未整備 | 貼ってよい情報、伏せる情報、確認すべき出力 | 機密情報を守りながら調査補助に使いやすくなる |
逆に、RPGやCLの基礎を一切扱わず、AIだけでAS400保守を自動化したい場合には向きません。既存資産を読む力を残したうえで、CodexやClaude Codeを調査整理に使う、という考え方が現実的です。具体的な実施内容は、AS400 / IBM i Codex研修の内容・料金で確認できます。
AS400 Codex研修に向いている会社
次のような状態であれば、Codex研修として扱う価値があります。ポイントは、AIで何でも自動化することではなく、AS400現場の調査と引き継ぎを人が確認できる形に整えることです。
- AS400担当者が限られていて、後任者や若手へ引き継ぐ必要がある
- ジョブログ、CPFメッセージ、MSGW、バッチ、帳票、CSVの確認がベテラン任せになっている
- RPG/CLソースの読み方や影響範囲の整理を、若手にも教えたい
- Codexを使いたいが、機密情報を入れないルールや確認手順が不安
- 現地の画面や資料を見ながら、実務に近い形で研修したい
- 研修後に、社内で使える調査メモ、質問の型、チェックリストを残したい
研修に向きにくいケース
反対に、次のような目的だけの場合は、この研修とは合いません。問い合わせ前に切り分けておくと、無駄なやり取りを減らせます。
- 無償で調査や作業だけを頼みたい
- 単発の障害復旧を即日代行してほしい
- AIだけで本番保守を完結させたい
- 研修で扱う範囲や概要を共有しにくい
- 個人学習として一般的な質問をしたい
- 研修ではなく、常駐保守や開発請負だけを探している
問い合わせ前に用意すると話が早い情報
最初の問い合わせでは、機密情報や本番データを送る必要はありません。送付は控えて、概要だけにしてください。必要なのは、研修として扱いたい範囲を判断するための概要です。
- 対象者の人数と経験レベル
- 現地研修を希望するか、オンラインを希望するか
- 困っている領域が、ジョブログ、RPG/CL、帳票、CSV、引き継ぎ、障害調査のどれに近いか
- 研修で扱いたいサンプル資料の種類
- 研修後に残したい成果物のイメージ
- NDAが必要かどうか
現地研修をおすすめする理由
AS400研修では、オンラインだけでは伝わりにくい部分があります。特に、実際の画面遷移、メニュー構成、帳票の出方、ジョブログの見方、運用上の呼び方は会社ごとに違います。
また、外部からAS400へ接続できない会社も多いため、現地で画面や資料を見ながら「Codexに何を渡してよいか」「人が何を確認すべきか」を分けて整理するほうが、研修として実務に落とし込みやすくなります。
研修で残せる成果物の例
研修は聞いて終わりにしないことが重要です。内容や時間にもよりますが、次のような形に整理できると、後任者や若手があとから見返しやすくなります。
- ジョブログ確認メモ
- RPG/CLソースを読む時の質問テンプレート
- 帳票やCSVを確認する時のチェックリスト
- Codexへ渡してよい情報、渡してはいけない情報のルール
- 障害調査時に見る順番
- 引き継ぎ資料に残すべき項目
一般的なプログラミング研修との違い
この研修は、特定言語の文法だけを学ぶプログラミング講座とは少し違います。AS400 / IBM iの現場で、ジョブログ、RPG/CL、帳票、CSV、画面、運用メモをどう読み、どう安全にCodexへ整理させるかに寄せています。
FFRPG化やモダナイゼーションだけが目的であれば、専門の開発研修が合う場合もあります。一方で、既存AS400を保守しながら若手へ引き継ぎたい、調査手順を標準化したい、現場の判断を資料化したい場合は、Codexを使った現場研修のほうが向く可能性があります。
問い合わせの判断
法人として、AS400担当者の育成、引き継ぎ、Codex活用、調査手順の標準化を進めたい場合は、研修相談の対象になります。単なる一般相談ではなく、研修として何を扱うかを整理して問い合わせると、実施可否や進め方を判断しやすくなります。
研修内容の全体像は AS400 / IBM i 現場向けCodex実践研修、問い合わせは AS400研修のお問い合わせ を確認してください。
問い合わせ前に、研修で決めたいことを分けておく
AS400 / IBM i のCodex研修は、単にAIの使い方を説明するだけではなく、現場の保守作業にどう組み込むかを決める研修です。問い合わせ前にすべて固める必要はありませんが、現状の困りごと、受講者、扱いたい作業範囲を分けておくと、研修内容を現場に合わせやすくなります。
| 整理すること | 確認する内容 | 研修で扱いやすい例 |
|---|---|---|
| 受講者 | 若手、引き継ぎ担当、保守リーダーなど | ジョブログの読み方、RPG/CLの読み始め方、影響調査の進め方 |
| 対象作業 | 障害調査、改修調査、資料化、教育など | DSPJOBLOG、WRKOBJLCK、DSPFFD、DSPJRN、SQL確認 |
| 実施形式 | 現地訪問かオンライン相談か | 初回は現地で画面、権限、運用ルールを確認しながら進める形を推奨 |
| 社内ルール | AIに入れてよい情報、入れてはいけない情報 | 本番接続情報、パスワード、個人情報、ソース全文を入れない運用 |
研修の前提をもう少し確認したい場合は、AS400 / IBM i Codex実戦研修ページで対象者、料金、進め方を確認してください。問い合わせ時は概要だけで十分です。本番環境の接続情報、パスワード、顧客名、個人情報、ソースコード全文は送らないでください。
