AS400コマンド一覧は、アルファベット順で眺めるよりも「何をしたい時に使うか」で覚える方が実務に向いています。現場で必要になるのは、コマンド名を知っていることではなく、障害や問い合わせの場面で最初にどこを見るかを判断する力です。
目的別AS400コマンド一覧
| 目的 | よく使うコマンド | 現場で見ること |
|---|---|---|
| ジョブ確認 | WRKACTJOB / WRKJOB | 動作中、停止中、CPU高騰、MSGWを確認する |
| エラー調査 | DSPJOBLOG | 最後のエラーだけでなく前後の流れを見る |
| 帳票確認 | WRKSPLF | 帳票やPDF出力が作成済みかを見る |
| ファイル調査 | DSPFFD / DSPPFM | 項目定義と実データを確認する |
| ライブラリ確認 | WRKOBJ / DSPOBJD | 本番・検証・退避の取り違えを防ぐ |
| 権限確認 | DSPOBJAUT | ユーザーやジョブが触れるかを見る |
コマンドを打つ前に確認すること
- 本番環境か検証環境か
- 対象ライブラリとファイルが正しいか
- 表示だけか、更新・削除を伴うか
- 業務担当者への確認が必要か
- 戻す手順があるか
特にCLRPFMやDLTFのような破壊的な操作は、コマンド一覧の中でも別枠で扱うべきです。確認系コマンドと更新系コマンドを同じ感覚で使うと、本番事故につながります。
初心者におすすめの覚え方
最初は、WRKACTJOBでジョブを見る、DSPJOBLOGでエラーを見る、WRKSPLFで出力を見る、DSPFFDで項目を見る、DSPPFMでデータを見る、という順番で十分です。そこから障害調査、権限確認、バックアップ、復旧へ広げていきます。
逆引きで探す場合は、AS400コマンド逆引き、初心者向けの入口はAS400基本コマンド10選を確認してください。
まとめ
AS400コマンド一覧は、目的別に覚えることで現場対応力が上がります。ジョブ、ジョブログ、スプール、ファイル、ライブラリ、権限を一連の流れで確認できるようにすると、障害時の初動が速くなります。
検索で来た人向けの次の入口
AS400の基本コマンドを覚えたあとは、目的別に探せる入口へ進むと実務で迷いにくくなります。WRKOBJ、DSPLIBL、DSPFFD、CLRPFMなどは、名前ではなく「何を確認したいか」で使い分けます。
