はじめに
「AS400って古いのに、なぜまだ使われているの?」
「導入するメリットってあるの?」
こういった疑問を持つ方も多いと思います。
この記事では、AS400(現在はIBM i)のメリット・デメリットを整理し、なぜ今でも企業で使われ続けているのかを初心者向けに解説します。
AS400とは(簡単におさらい)
AS400とは、IBM AS/400として登場し、現在は IBM i として提供されている企業向けシステムです。
会計・販売・在庫管理などの基幹業務で広く利用されています。
AS400のメリット【現場で評価される理由】
① 圧倒的な安定性
AS400は非常に安定性が高く、長期間停止せず稼働することが可能です。
実際の現場でも、数年間大きなトラブルなく稼働し続けるケースがあり、
「止まらないシステム」として評価されています。
② 高いセキュリティ
企業利用を前提としているため、セキュリティ機能が充実しています。
- 権限管理が細かい
- 不正アクセスに強い
金融機関や大企業でも利用されている理由の一つです。
③ システムが一体化している
AS400は、OS・データベース・アプリケーションが一体となって動作します。
👉 そのため
- 設定がシンプル
- トラブルが少ない
というメリットがあります。
④ 長年の実績と信頼性
長期間使われてきた実績があり、信頼性が非常に高いです。
企業にとっては「安心して使い続けられるシステム」です。
AS400のデメリット【注意点も理解する】
① 技術者が少ない
AS400を扱えるエンジニアは年々減少しています。
👉 そのため
- 人材確保が難しい
- 属人化しやすい
という課題があります。
② 新しい技術との連携が難しい場合がある
Web系や最新技術との連携は、他のシステムと比べて難しいケースがあります。
👉 追加開発や外部連携が必要になることもあります。
③ 学習コストが高い
RPGなど独特な技術があるため、初心者にとっては最初のハードルが高いです。
私も最初は操作や考え方に慣れるまで時間がかかりました。
なぜ今でも使われているのか?
メリット・デメリットを踏まえた上で、結論はシンプルです。
👉 「安定して動いているから変える必要がない」
さらに、
- システム移行コストが高い
- 長年のデータが蓄積されている
- 業務に最適化されている
といった理由もあります。
これから学ぶ価値はある?
結論としては、十分にあります。
理由は以下の通りです。
- 技術者不足で需要がある
- 保守・改修の仕事がある
- 企業が使い続けている
👉 特に「できる人」が少ないため、価値の高いスキルになりやすいです。
まとめ
AS400には以下の特徴があります。
メリット
- 高い安定性
- 強力なセキュリティ
- システム一体型
デメリット
- 技術者が少ない
- 新技術との連携が課題
- 学習コストが高い
一見古いシステムに見えますが、企業にとっては重要な役割を担っており、今後もしばらく使われ続けると考えられます。
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